最新映画『デス・ウィッシュ』のあらすじとレビュー【ネタバレなし】
俺たちのブルースが帰ってきた!
外科医が妻と娘を襲われて復讐の鬼と化すという映画です。公開前から話題になっていましたね。
『狼よさらば』のリメイク作品であるとか。
ブルース・ウィリス主演の映画は『RED リターンズ』以来見ていなかったので今作をとても楽しみにしていました。
タイトルが「デス・ウィッシュ」=「死の願い」ってタイトルもかっこよくて映画のコンセプトも面白そうだったので見に行ってきました!
ちなみに監督はイーライ・ロスです。「ルイスと不思議の時計」の監督です。
映画『デス・ウィッシュ』の作品情報
【公開日】
10月19日
【監督】
イーライ・ロス
【キャスト】
- ポール・カージー – ブルース・ウィリス
-
- フランク・カージー – ヴィンセント・ドノフリオ
- レインズ刑事 – ディーン・ノリス
【上映時間】
107分
【予告】
映画『デスウィッシュ』のあらすじ
チャールズ・ブロンソン主演で1974年に映画化され、日本では「狼よさらば」のタイトルで公開されたブライアン・ガーフィールドの同名小説を、ブルース・ウィリス主演、「グリーン・インフェルノ」のイーライ・ロス監督のメガホンで再映画化。警察すら手に負えない無法地帯となったシカゴで救急患者を診る外科医ポール・カージー。ある日、ポールの家族が何者かに襲われ、妻は死に、娘はこん睡状態になってしまう。警察の捜査は一向に進まず、怒りが頂点に達し、復讐の鬼となったポールは自ら銃を取り、犯人抹殺のために街へと繰り出す。ウィリスが主人公ポール・カージーを演じるほか、「ジュラシック・ワールド」のビンセント・ドノフリオ、「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」のエリザベス・シュー、モデルのカミラ・モローネらが脇を固める。
引用元:映画.com
映画『デスウィッシュ』の主題歌
映画『デスウィッシュ』のレビューと感想
主人公、ポール・カージーがサイコパス成分多めなブルース・ウィリスになっていく映画です!
実は予告しかこの映画の情報を見ていなかったので見ている最中に「こういう映画なのか・・・」と思いながら見てました。
ポールは外科医で妻と娘さんが何者かに襲われて復讐するっていうストーリーなんですけど、まさかのポールが銃に関してド素人っていう設定でした。
なので銃を初めて扱う際に弾は当たらないわ、跳弾にめっちゃビビるわで新鮮なブルース・ウィリスを見られます。
こんなんじゃ復讐無理だわ!という事で銃のお勉強をバリバリします。ここで面白かったのがYoutubeで勉強しているところですね、現代ならではって感じがしてすごい好きな場面です。本人は真面目に勉強してるのがまたジワる。素人を演出するのが上手いですね。見よう見まねで銃を撃ってケガをしているあたりとかも見せ方が上手いです。この後一般市民に隠し撮りされて動画をネットで拡散され、バズった際にポールが「わお。。。」というところなども好きです。『炎上』という言葉を知らないおっさんを見ているようでとても面白い。
拷問シーンがあるんですけどそこがちょっとキツかったかなぁ。。。監督が監督なのでこういうシーンもあるだろうとは予想してました。もう目覆いたくりますよあれ。。。モモにメスを入れてその傷口にブレーキ液注入するんですけど絵面がもう完全に『ホステル』です。ポールは外科医なので血に慣れているし人の弱い部位とかも知っているんですよね。ここで外科医という設定を再確認しました。。。いやあそこのシーンだけみたらマジできつい人いっぱいいるんじゃないかな。。。最後に車でぺしゃんこにするんですけど頭潰れるしで結構グロい。さすがイーライ監督。。。
てな感じでポールが終盤に行くにつれてサイコパスになっていきます。ブルース・ウィリスになっていく過程を見る感じですね。
【感想】
すごく好きです。
ブルース・ウィリスかっこいい!それだけでよくないですか!?
前回『ルイスと不思議の時計』を見て絶望した僕ですが今作の『デス・ウィッシュ』はとてもよく楽しめました。この映画自体のジャンルはアクションですが内容的にはポールが街の悪を成敗する自警団的なストーリーになっていました。僕自身こういう映画は嫌いじゃなくて、むしろ好きです。自分の正義と社会の正義がすれ違うところとか見ていて楽しいですね。ポールが隠し撮りをされてネットに動画をアップされて「死神」と呼ばれるわけなんですが、彼はヒーローか殺人鬼か。という特集が出て人々を加熱させていきます。ここで僕自身は「もしポールと同じ境遇だったらどうするんだろう」と考えました。僕は泣き寝入りしてると思います。頼りにしてる警察が動かないんじゃ何もできないしね。。。
でもこの手の映画って批判されることが多いと思います。個人の復讐で自警団として一般市民が悪を制裁していたら賛否両論の意見が出るのは当たり前です。しかもこの映画が公開される前に銃乱射事件が起きたらしく海外だとめっちゃ酷評されてます。それもそうですよね。この映画のコンセプトが復讐ですから銃社会のアメリカなどでは、この映画の主人公、ポールに簡単になれてしまうんですよね。。。だってポールも銃を普通に手に入れて、使い方を動画で勉強して銃に関してド素人だったのに容易に扱えるようになる。批判されて当然です。
だけどそんなこと気にしたら映画楽しめなくね?ブルース・ウィリスかっこいい!でいいじゃん?アクションにストーリーなんておまけだしかっこよければそれでいいんだよ。この映画を深読みしたらきりがない。社会問題をテーマにしているなんていったら考察の余地なんていっぱい出てくるし。そんな難しく考えないでこの映画を見てほしい!ブルース・ウィリス最高!!!
おすすめ度・・・★★★★☆
アクション・・・★★★☆☆
演 技 ・・・★★★★☆
となりました。ブルース・ウィリス好きなのでその補正もあってこの点数です。ただただかっこいい。ラストシーンとかダイハード好きな人は「お?」となります。見る際は脳死で見るといいです。難しく考えないで見るととても爽快なアクション映画でした。
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