映画『ルイスと不思議の時計』のあらすじとレビュー【ネタバレなし】
魔法の時計が鳴る前に、時計の謎を解いて、世界を救え!
まさかのホラー、サスペンスを得意とするイーライ・ロス監督の映画です。
この映画には原作があり、『壁の中の時計』という児童小説が元になっています。
ハリーポッターの原点と言われておりとても期待が高まっていた作品です。
イーライ・ロスと言えば、有名な『ホステル』『グリーン・インフェルノ』などですね。
10月19日に公開予定の『デスウィッシュ』も監督を務めています。
映画『ルイスと不思議の時計』の作品情報
【公開日】
2018年10月12日
【監督】
イーライ・ロス
【キャスト】
- ジョナサン・バーナヴェルト – ジャック・ブラック
- フローレンス・ツィマーマン – ケイト・ブランシェット
- ルイス・バーナヴェルト – オーウェン・ヴァカーロ
【上映時間】
105分
【予告】
映画『ルイスと不思議の時計』のあらすじ
1973年に発表されたジョン・ベレアーズのファンタジー小説「壁のなかの時計」を映画化。両親を亡くした少年ルイスは、叔父ジョナサンの古い屋敷で暮らすことになるが、実は叔父のジョナサンは、二流のポンコツだが不思議な力を使える魔法使いだった。不思議な時計がいっぱいの屋敷で新生活を始めたルイスは、屋敷の中に世界を破滅に導く時計が隠されていることが知り、ジョナサンとともに謎を解いて世界を救うため奮闘する。魔法使いジョナサンを「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」などで活躍する個性派ジャック・ブラックが演じ、隣家に暮らす一流魔女のツィマーマン役で、オスカー女優のケイト・ブランシェットが共演。監督は、これまでホラーやサスペンスといったジャンルで活躍してきたイーライ・ロス 引用元:映画.com
映画『ルイスと不思議の時計』のレビューと感想
「ハリーポッターの原点」と宣伝していたので期待は高かったのですが、正直言って微妙でした。
ハリーポッターみたいにド派手で魅力があり引き込まれるような「魔法」を期待していたのですがこの映画はその「魔法」がないです。ただの魔法です。ストレートに言うと「しょぼい」。
ターゲット層がわかりづらい作品だった。予告編を見ていた感じ大人も子供も楽しめる作品だと思っていたけど、いざ見てみると「これ誰が楽しめるの?」と思いました。ホラーやグロテスクなシーンがあるんですけど、子供向けか?言われると行き過ぎてるように感じる。大人向けではない。どっちかっていうと子供向けなのかな?
ストーリーに関してですが、起伏がなく「え?終わり?」みたいなシナリオでした。ハリーポッターの原点と言いながらシナリオは終盤まで動きがほとんどなく退屈。やっと動いたかーと思ったら「終わり」みたいな感じです。それまではずっと映画館で飲食をしている人に配慮をしない下品な下ネタ、苦笑いせざるを得ないコメディ要素とホラー展開を交互に見せてくる。さすがに同じことの繰り返しで見ている側としては流石に飽きてくる。
僕自身この映画に期待していたのもあり、拍子抜けな作品でした。時間の無駄までとは言いませんが映画館で初めて途中で「帰ろうかな」と思った作品です。それほどストーリーは退屈です。子供目線でまた見ればまた何かおもしろさが発見できるのかな?と見終わった後考えましたが、そもそもまた見るという事に至らないレベルの出来でした。
おすすめ度・・・ ★☆☆☆☆
ストーリー・・・ ★★☆☆☆
ファンタジー・・・★★☆☆☆
という結果になりました。一度見ておなか一杯。二度目見に行こうと言われても絶対に見に行かないです。
まだ見ていないという方は、子供目線で見ると面白いかもしれません。僕は完全に大人目線で見てしまって、ツッコミどころ満載なところに目を向けてしまいました。吹き替えで見てしまったのも後悔しています。この映画を見る際は字幕版を強くお勧めします。コナン君すぎて終盤まで気になってしまいました。
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